韓国のやさい&くだもの

椎茸

椎茸

韓国の椎茸が海外に紹介され、健康食、栄養学的に認められたのはわずか約20年しか経っていません。短時間で韓国の椎茸はその優秀性を高く評価され、全世界でのマーケットシェアが急成長しました。韓国では椎茸が多く普及されており、手軽に調理できるキノコ類の一つとされています。多様な保管法が開発され、特に乾燥させた椎茸は全世界に輸出される代表的林産物の一つです。

 
その他 林産物
松の実 朝鮮松(五葉松)は葉っぱが5つで長さは約30cmで、緑に小さな鋸の歯があります。花は5月に咲き、実は長い型で長さ12〜15cm、直徑6〜8cmで、翌年の9月に実ります。一つのおだまきから一粒の朝鮮松の実が実り、普通一つの果実から約100個の朝鮮松の実が取れます。種子は三角形で翼がなく、長さ1.2〜1.8cm、直徑1.2cmで、食用として使われます。木材の材質は優秀で芯が淡紅色であるため、建築・家具・船舶材など、他にも用途が様々です。
ナツメ ナツメの木は、朝鮮クロウメモドキ科のナツメ木に属する喬木性果樹で、中国系のナツメとインド系のナツメなど、生態型が全く異なる2種が栽培されています。ナツメは他の果樹に比べ豊作・凶作の変化が激しいですが、この頃植栽されるナツメの木はこのような不利な気象条件でもよく実る優秀な品種が普及されており、比較的安定したナツメ生産が可能です。また、品種自体が早期結実性であるため、植栽3〜4年後には相当量の收穫が期待できます。
銀杏 銀杏の種子には炭水化物の糖質と灰分、蛋白質、無機質のリン酸とカリウムが多く含まれており、ビタミンBのチアミンとリボフラビン、ナイアシン、それにアスコルビン酸のビタミン成分が多く含まれています。肺をよくして喘息を止める作用や小便の頻度を調節し、乾きを止める効果もありますが、甘くて渋い味がするため、一度に多量を食べると害になります。
クルミ クルミの木は楸木科楸木属に属する落葉喬木で、高さは20mまで伸びます。韓国にはあずさとクルミの木の2種が育っていますが、自生種はあずさだけでクルミの木は中国から導入されたものと推定されています。木の皮は灰白色でのっぺりとしていますが、どんどん長く伸びます。花は4〜5月頃に咲いて9月に成熟し、クルミは丸くて毛が無く、堅い果実の内部は4つの部屋に分かれています。
万年茸 万年茸は菌笠と茎の色によって赤芝、黒芝、黄芝、紫芝、青芝、白芝等の6種類に分けられますが、現在は分類学的に60種余りがあると発表されています。
赤芝は幹と笠の表面に色沢がある一年生茸で、分類学上、柄茸類猿クラ茸科に属していて笠は普通車の模樣がある馬蹄型ですが、時にはだ円形の場合もあります。最初は菌笠の表面が白色を帯びていますが、成長するにつれて先に伸びた部分から赤褐色または紫褐色に変わります。菌笠の裏面は黄白色を帯びていて穴が多く、幹は笠の表面と同じ色になりますが、少し屈曲が生じます。万年茸は木の葉が多い木を腐らせる茸で6月から9月の間の高温期に闊葉樹の根元辺りから発生し、大きいもので笠が直径30cm、長さ20cm以上になるものもあるため、乾燥させたら原型のまま長期保存できます。人工栽培法が開発され、原木や大鋸屑を利用し、栽培されていますが、主に原木栽培が主流になっています。
蔓人参 蔓人参螢袋科に属する多年生蔓で、根が桔梗のように太く、蔓は2〜4mで普通毛がなく、蔓を切ると白色の液が出ます。蔓人参の分布地は韓国、満州、日本、台湾などで、韓国では全国的に野山に自生していますが、主に江原道と慶?北道の高山地帯で生産されています。
桔梗 桔梗は螢袋科に属する多年生の直根肥大型で、幹は40〜100cmまで垂直に伸びます。種子の壽命は通常1年程度で、18ヶ月以後には全く発芽しません。
たらぽ タラノキは五加科に属する落葉闊葉灌木で、棘が多く、花は細く白色で8月に咲き、春の柔らかい荀は食用にします。同じタラノキ科に属する土タラノキは、冬は地上の古い幹が痩せ衰え土の中の根と苗木だけが越冬します。また土タラノキは春の花栽培で新芽を食用にします。
タラノキは全世界的に40種余りあり、北アメリカ、アジア、マレー半島などに分布し、韓国で自生するタラノキの4種類は全て食用です。これには普通に見られるタラの葉がくっきりと丸形模様の丸形葉タラノキ、葉っぱの後ろに灰色や灰色の毛がぎっしり生えている若タラノキがあります。
山林樹種子 山林樹の種子は、苗木に種を蒔いて木を育てた後、種子を採取する場合の苗木栽培型と山に自生する木から採取する場合の二つがあります。種子の大部分は苗木栽培により採取されていますが、一部自家生産型による種子の採取量は相当微々たるものです。現在韓国で生産されている山林樹種子の主な樹種は五葉松(朝鮮松)落葉松(唐松)、海松(黒松)、杉松(杉)、扁柏(桧)などがあり、一番多く採取されている種子の樹種は、五葉松で、その次に赤松、黒松などがあります。
盆栽 盆栽の樹種は松柏類と雑木類に区分されますが、花木類と果実類もあげられます。地球上の全ての樹種が盆栽樹種になると言えるでしょう。
松柏類は松科とイブキ科の盆栽で、黒松、島五葉松、赤松、盞花、杜松、蝦夷松、杉松(杉)、扁柏(桧)などがあります。
花木類は花を咲かせる盆栽で、梅の花 、朝鮮ぼけ、れんぎょう、はまなし、櫻、山獅子、さいふりぼく、つつじ、もくべつし、藤、合歡、百合、木蓮、椿、茶ノ木、馬醉木、ていか葛などがあります。その他の盆栽を雑木類と言い、楓、けやき、楡、こしで、朝鮮ぶな、銀杏、漆、錦木、槐、朝鮮めぎ、析などがあります。
炭は木を炭化させて得た固体で炭素の塊りです。二酸化炭素を効率的に固定させたもので、特殊な性質があり、水質浄化用、土壌改良用、植物生長促進用、産業用、空気浄化用、住居生活用、畜産飼料添加用など、その用途が多様です。

編集部オススメ TOP5

韓国のやさい&くだもの